2024.10.16
益子町といえば「益子焼」が有名で、毎年春と秋に行われます「益子陶器市」には春秋合わせて約60万人が訪れますが、実は益子町には益子焼以外にも魅力ある観光スポットがたくさんあります。
益子の楽しみ方第2弾、益子焼以外の益子の楽しみ方をご紹介します。
東日本では珍しい中世に創建された国指定文化財がいくつも残されています。
高館山中腹にある西明寺では、室町時代の楼門や三重塔が悠久のときを刻み、宇都宮氏の祈りの場となった大羽地区には、地蔵院や綱神社が静かに鎮座します。
草木の香りに包まれながら、遥かなる歴史に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
〒321-4212 栃木県芳賀郡益子町上大羽945-1
大羽地区を納めていた宇都宮朝綱(ともつな)が、隠居するにあたり建立した尾羽寺の阿弥陀堂に始まると伝えられています。室町末期の建立と推定され、側柱は角柱、内部は円柱の優美な入母屋造りとなっております。境内にある天然記念物の糸ヒバや樹齢500年余の菩提樹も見所です。国の重要文化財に指定されております。
〒321-4212 栃木県芳賀郡益子町大字上大羽941
宇都宮家三代朝綱は、地蔵院を建造して間もなく初代宗円、二代宗綱の墓を築き、この地を宇都宮家の墓所と定めました。三十三代正綱まで代々埋葬されています。鎌倉初期から大正時代の長期にわたる宇都宮氏の墓地造営は全国にも例があまりありません。
〒321-4212 栃木県芳賀郡益子町上大羽2350
綱神社は、鎌倉時代初期に宇都宮朝綱が土佐の賀茂明神を迎えて創建しました。
〒321-4212 栃木県芳賀郡益子町上大羽2350
大倉神社は平安時代807年の創建と伝えられ、現在地西北の愛宕山から、綱神社の摂社として境内に移されました。
〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子4469
奈良時代737年建立で、坂東三十三観音霊場のひとつです。自生するシイの巨木に覆われた石段を登ると、かやぶき屋根の重厚な楼門が出迎えます。左手に三重塔と鐘楼が並び、右手に「笑い閻魔」で親しまれている閻魔堂が建ちます。本堂には応永元年(1394)と記された貴重な厨子と共に、鎌倉時代の仏像が安置されております。
〒321-4104 栃木県芳賀郡益子町大沢1770
かつて、金沢文庫や足利学校と並び、関東三大文庫として名を馳せた大沢文庫があったお寺です。貴重な書跡や経典を有し、38棟の学生寮が存在しました。その面影を伝える「一切経塔」は江戸時代1809年に再興された趣深い建物です。秋には紅葉や銀杏のライトアップが行われます。
〒321-4101 栃木県芳賀郡益子町小宅
亀岡八幡宮西方に分布する見晴らしの良い古墳群です。前方後円墳6基、円墳29基からなり、うち1~18号墳が県指定の史跡になります。6世紀後半から7世紀代の築造と推定されています。地元の人々により200本もの桜の植樹や菜の花の栽培がおこなわれ、春には丘一面が華やかに彩られます。