梅雨になると、奈良のお寺は色鮮やかな紫陽花に包まれます。 歴史ある伽藍と織りなす風景は、京都とは違う落ち着いた美しさ。静かな古都だからこそ味わえる癒やしの時間が待っています。 今回は、関西で人気が高い奈良の「あじさい寺」4選をご紹介します。
長谷寺(桜井市)―「花の御寺」が一年で最も幻想的になる季節

「花の御寺」として全国的に知られる長谷寺。
約3,000株もの紫陽花が、399段の登廊や本堂周辺を優しく彩ります。木造の回廊と紫陽花が織りなす風景は、まるで日本画のような美しさです。見頃は6月下旬~7月中旬。

見どころ:
・約3,000株の紫陽花
・長い登廊と紫陽花の絶景
・本堂舞台から眺める初夏の山々
アクセス:
〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731-1
TEL:0744-47-7001
最寄り駅:近鉄「長谷寺」駅から徒歩約18分
岡寺(明日香村)―SNSで話題!水面を彩る「華手水」

日本最初の厄除け霊場として知られる岡寺。
初夏には色鮮やかな紫陽花を使った「華手水(はなちょうず)」や「華の池」が登場し、境内全体がフォトジェニックな空間になります。約200鉢の紫陽花と可愛らしいお地蔵様の組み合わせも人気です。見頃は5月下旬~7月初旬。

見どころ:
・華手水
・華の池
・紫陽花とお地蔵様
アクセス:
〒634-0111奈良県高市郡明日香村岡806
TEL:0744-54-2007
最寄り駅:近鉄「橿原神宮前」駅
近鉄「橿原神宮前」駅 東口より奈良交通バス「岡寺前」下車、徒歩約10分。
壷阪寺(高取町)―紫陽花に囲まれる「大仏」の絶景

壷阪寺最大の見どころは、高さ約15mの「壷阪大仏」。
紫陽花シーズンになると、大仏の周囲に色とりどりの紫陽花鉢が並び、「紫陽花大仏」と呼ばれる幻想的な景色が広がります。インド由来の石仏や広大な境内との調和も魅力です。見頃は5月下旬~7月上旬。
見どころ:
・紫陽花大仏
・大観音石像
・山の緑と紫陽花のコントラスト
アクセス:
〒635-0102 奈良県高市郡高取町壷阪3
TEL:0744-52-2016
最寄り駅:
平日 近鉄「橿原神宮前」駅 または近鉄「壺阪山」駅
近鉄「橿原神宮前」駅 東口よりバス51系、52系下市口駅行きに乗車(約13分)、「壷阪寺口」バス停を下車、徒歩30分。
土日祝 近鉄「壺阪山」駅下車、バス20系壷阪寺前行きに乗車、「壷阪寺前」バス停下車すぐ
般若寺(奈良市)―奈良でしか見られない「ガラスボール紫陽花」

"コスモス寺"として有名な般若寺ですが、近年は紫陽花スポットとしても大人気。
透明なガラスボールの中に紫陽花を浮かべた「アジサイガラスボール」は、ここならではの演出。境内には約300本の紫陽花が咲き、6月中旬~下旬には紫陽花と早咲きコスモスを同時に楽しめます。

見どころ
・ガラスボール紫陽花
・石仏と紫陽花
・紫陽花とコスモスの共演
アクセス:
〒630-8102 奈良県奈良市般若寺町221
TEL:0742-22-6287
最寄り駅:JR奈良・近鉄奈良駅下車、バス118、153系統に乗車、「般若寺」バス停下車して徒歩3分。
石段を彩る長谷寺、華手水が美しい岡寺、大仏と紫陽花が共演する壷阪寺、そして幻想的なガラスボール紫陽花で人気の般若寺。
京都ほど混雑せず、ゆったりと歴史ある寺院を巡れるのも奈良の魅力です。
うっとうしい梅雨に、色とりどりの紫陽花に包まれた奈良で、心癒される旅を楽しんでみませんか。