敦賀・若狭エリア魅力発信ライターの山田です。今回は、蘇洞門めぐりの遊覧船が発着し、海鮮グルメ・土産が揃う小浜観光の拠点として夏に最も魅力が輝く施設「若狭フィッシャーマンズワーフ」をご紹介します。

若狭フィッシャーマンズワーフを徹底紹介!

敦賀・若狭エリア魅力発信ライターの山田です。いよいよ、小浜に移住して初の夏を迎えました。現在のところ、最高気温は37℃あたり。暑い日が続いていますが、夏の晴天時だからこそ取材しようと楽しみにしていた観光素材がひとつ。それが小浜市川崎にある「若狭フィッシャーマンズワーフ」の紹介です。 この施設は、日本海の荒波がつくりあげた断崖美が楽しめる「蘇そ洞門ともめぐり遊覧船」の発着場。そして小浜や福井県のお土産など、ショッピングも楽しめます。お寿司や刺身のテイクアウト&イートインもあり、新鮮魚介のメニューが充実したレストランも備えています。小浜観光の代表格といっても過言でない施設、今回も詳細にレポートします。

蘇洞門めぐりは約60分の絶景クルーズ
小浜湾の東に位置する内外海半島。その北側には、日本海の荒波や風によって削られた花崗岩が織り成す豪壮な景観が約6キロ続いています。この変化に富んだリアス式海岸を海上から眺めることができるのが、蘇洞門めぐり遊覧船です。 「若狭蘇洞門」は若狭湾国定公園を代表する景勝地であり、昭和9年(1934年)に国の名勝に指定されました。 蘇洞門めぐりクルーズで主な見どころは、①「鎌の腰」、②「唐船島」、③「あみかけ岩」、④「夫婦亀岩」、⑤「白糸の滝」、⑥「大門・小門」の6つ。船上アナウンスでその名の由来が説明されますので、ぜひ名前から浮かぶイメージと実際の風景を比較してみてください。




クルーズの所要時間は、約60分。運行時間は9:30、11:00、12:30、14:00、15:30の1日5便です。チケットの販売は、出航時間5分前まで。海上の状況によっては、小浜の歴史を巡る「小浜湾巡り」にコース変更や運航中止の場合もあります。クルーズ船はのちせ号(座席数40、最大定員80名)とみやび号(座席数60,最大定員95名)の2種類ありますが、船の指定はできません。

チケット売り場付近にカフェがあり、待ち時間やクルーズ後にコーヒーやソフトクリームなどを楽しむことができます。「そともブルーソフト」は、若狭湾の海の色をイメージしたカフェ限定のオリジナル商品。乗船前ならクルーズへの期待を、下船後ならクルーズの余韻を膨らませてくれるでしょう。

チケット売り場前にカフェスペース。乗船前にそともブルーソフトはいかが

若狭フィッシャーマンズワーフは、お土産の販売も充実。海産加工品や鮮魚、銘菓、工芸品など、若狭エリアや福井県の特産品が揃います。 海産加工品では、「小鯛ささ漬け」と「へしこ」に注目してみてはいかがでしょう。「小鯛ささ漬け」は小鯛(蓮子鯛)を3枚におろし、うす塩と酢に漬けて、笹の葉を加え、小さな杉の樽に詰めたもの。小浜の伝統食です。 「へしこ」は、福井県で古くから親しまれている郷土料理。塩漬けにした鯖を糠漬けにしたもので、一般的には約1年寝かせます。ご飯や日本酒によく合います。

へしこ、小鯛ささ漬けなど海産加工品が並びます
鮮魚は、「とれとれ寿司」コーナーにて。新鮮なうちに調理した刺身やお寿司が並びます。コーナーにはイートインスペースもありますので、購入したものをその場で味わうことも可能です。

「とれとれ寿司」では新鮮な刺身や寿司が購入可能
銘菓の中心といえば、羽二重餅。福井県名産の高級絹織物である「羽二重織」をイメージして作られた御菓子で、餅粉に砂糖と水あめを混ぜて練っています。滑らかな歯触りとほのかな甘みが魅力ですね。羽二重餅は商品の種類が豊富で、選択に迷われるかもしれません。

福井の銘菓「羽二重餅」は商品が豊富
工芸品も複数ありますが、やはり注目は「若狭塗箸」。小浜は箸の全国シェアの8割を占めるといわれており、若狭塗箸は伝統工芸品に指定されています。 その特徴は、独特の模様。これは竹などの木地に漆などの塗料を重ね、また塗料の色をかえたり、途中で卵の殻や貝殻をつけたりして、最後に研磨することで生み出されます。

小浜の伝統工芸品「若狭塗箸」
その他、小浜の代名詞とも呼べる豊富な鯖缶や、福井の地酒など、たいていのお土産がここで購入できます。とろろ昆布の実演販売も名物ですね。ファミリー層向けには、恐竜グッズや小浜市のゆるキャラ「さばトラななちゃん」の商品で楽しんでいただけることでしょう。

若狭は、とろろ昆布の一大産地。実演販売も
【お食事処・海幸苑】

海鮮レストラン海幸苑店内。窓側は海が広がります
施設の2階は、海を眺めながら食事ができる海鮮レストラン・海幸苑。テーブル席で約100席ほどのキャパシティがあり、個人ならずグループ・団体の昼食も対応可能です。(団体は10名以上、要予約)。 海幸苑では、港直送の新鮮魚介が堪能できる「小浜丼」や「ふくいサーモン丼」などの海鮮丼をはじめ、名物の「浜焼き鯖定食」など若狭小浜の食の魅力を伝えるメニューが揃っています。 また鯖ずしも自慢の逸品。小浜の歴史をなぞり、材料に日本海の真さばを使っています。北海道・利尻の昆布で炊き上げたすし飯を使用し、昔ながらの竹皮に包むことにこだわっています。こちらはお土産用にどうぞ。

一番人気の「小浜丼」。ネタは時期や仕入れ状況で変わります
もと旅行会社で団体手配を担っていたこともある私の感想としては、若狭フィッシャーマンズワーフは非常に利便性の高い施設といえます。個人は当然ながら、団体もしっかり対応可能。嶺南エリアは団体対応が可能な施設がそう多くはありませんので、知っておくと旅行コースの組み立てに役立つと思います。駐車場も広く、乗用車150台、バス9台まで駐車できます。 若狭フィッシャーマンズワーフのすぐ隣には、焼き鯖寿しで有名な㈱若廣の工場および直売所があり、道路を挟んだ向かいは若狭小浜お魚センターが立地しています。また若狭の食文化を学ぶことができ、温浴施設も備えた御食国若狭おばま食文化館も付近にあります。 小浜観光の際はぜひお立ち寄りください。
※画像・情報は取材日当日のものです。 最新の情報等は、公式ホームページ等でご確認ください。
〇若狭フィッシャーマンズワーフ
公式ホームページ https://www.wakasa-fishermans.com/
インスタグラム https://www.instagram.com/wakasafishermanswharf
【取材日:2026年7月8日】 福井県地域おこし協力隊 敦賀・若狭エリア魅力発信ライター 山田慎一
インスタグラムでもエリアの魅力をお届けしています https://www.instagram.com/tsurugawakasa_writer
地域おこし協力隊としての生活の様子や取材こぼれ話はnoteで発信 https://note.com/reinan_writer53