松阪の礎を築いた名将を称える「第65回氏郷まつり」。総勢200人超が歴史ある町並みを練り歩く大迫力の武者行列をはじめ、多彩なステージイベント、賑わう露店、ご当地グルメなど見どころ満載!歴史情緒と熱気に包まれる一日を松阪で体感してみませんか。
氏郷まつりの見どころ
秋深まる11月の朝、松坂城跡で放たれた一筋の出陣の矢を合図に、三重県松阪市の秋を彩る「氏郷まつり」の幕が開きます。公募で集まった総勢200名以上の参加者たちが、甲冑などの装束に身を包み、槍や旗印、陣太鼓を携えて歴史ある町並みを行進します。行列を率いるのは、1588年に松坂城を築城し、現在の松阪の町を開いた戦国武将・蒲生氏郷(1556〜1595)に扮した主役です。

「文化の日」に開催される氏郷まつりは、氏郷公の功績と松阪開町の歴史を祝うイベントで、一日中見どころが満載です。
・オープニングセレモニー: 出陣を告げる伝統的な弓の儀式
・武者行列:歴史情緒ある町並みを練り歩く、総勢200名以上の大行列
・ご当地グルメ・特産品:松阪名物の鶏焼き肉(特製味噌だれ)など地元の美味
・松阪の伝統舞踊:「松阪しょんがい音頭と踊り」や「しょんがいソーラン」の披露
・ステージイベント:松阪鈴おどり、ヒップホップ、フラダンス、演奏などの多彩なパフォーマンス
・氏郷市民茶会:豪商の邸宅「旧長谷川治郎兵衛家」や「旧小津清左衛門家」で味わう一服
・露店・限定グッズ:子ども向けゲームや松坂城跡の限定「御城印」などの販売
氏郷まつりの歴史と背景
松阪の町には、壮麗な松坂城の石垣から江戸時代(1603〜1867)の商人の屋敷に至るまで、蒲生氏郷が遺した足跡が今も色濃く残っています。わずか3年で松坂城を築き上げた氏郷は、新しく誕生した城下町の経済を発展させるため、全国から有力な商人たちを招き入れました。これが後に日本屈指の豪商を生み出す礎となり、松阪は「豪商のまち」として広く知られるようになりました。彼らが暮らした邸宅は、現在も国の重要な歴史遺産として大切に保存・公開されています。
松坂城警護の武士たちが暮らした「御城番屋敷」は、現在も人々が住み続けている全国的にも極めて珍しい国指定重要文化財です。1962年に氏郷公の功績を称えて始まった氏郷まつりの武者行列も、この歴史ある石畳の小路を通り、中心市街地へと向かいます。

行列では、特徴的な「鯰尾兜(なまずおのかぶと)」を身につけ、馬に跨る蒲生氏郷公の勇ましい姿や、その傍らで色鮮やかな着物をまとい、輿(こし)に乗る妻・冬姫の優美な姿にぜひご注目ください。

2026年の注目ポイント
第65回という節目を迎える2026年の氏郷まつりでは、蒲生氏郷公に加え、松阪の歴史にゆかりのある歴代城主3名が甲冑姿で武者行列に登場します!記念の年ならではの特別な武者行列を、どうぞお見逃しなく。
おわりに
重厚な城の石垣や風情ある町並みを練り歩く武者行列から、伝統の踊り、ここでしか味わえない名物グルメまで、松阪と三重の活気あふれる地域文化を丸ごと体感できる「氏郷まつり」。歴史の息吹と熱気に包まれる一日を、ぜひ現地で体感してみてください。
開催概要
第65回 氏郷まつり
日時:2026年11月3日(火・祝 / 文化の日) 午前9時〜
会場:松坂城跡および松阪市中心商店街周辺(いずれも松阪駅から徒歩約15分圏内)