岡山県倉敷市にある「ボートレース児島」が、大規模なリニューアル工事の真っ只中です。2027年の全面完成に先駆けて、2025年12月に先行オープンしたスタンド棟には、地元の名物グルメが集まったフードコートが誕生しました。
ボートレース(競艇)とは、6艇のモーターボートが水上のコースを周回して順位を競う日本の公営競技です。レース観戦だけでなく、地元グルメやファミリーイベントが充実していることから、観光スポットとしても注目されています。
フードコートには、児島の行列のできる人気ラーメン店や、水島エリアの洋食店、倉敷名物のぶっかけうどんなど、地域を代表するグルメが勢ぞろい。さらに、この地域の歴史を伝える「塩田王・野﨑家の塩」を使ったオリジナルメニューを楽しめるコーナーもあります。さっそく詳しく紹介します。
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目次
- ボートレース児島ってどんな場所?
- 現在進行中のリニューアル工事について
- 新設フードコートの見どころを一挙紹介!
- 家族連れにうれしい座敷席と屋内すべり台
- リニューアルされたスタンドでレース観戦を楽しもう
- まとめ:ボートレース児島は観光スポットとしても注目の穴場
ボートレース児島ってどんな場所?

「ボートレース児島」は、JR児島駅から南へ約1.5kmの場所にある公営のボートレース場で、1952年に開設されました。現在は倉敷市と備南ボートレース事業組合によって運営され、年間を通じてレースが開催されています。

瀬戸内海(日本の本州・四国・九州に囲まれた穏やかな内海)に面した、眺めの美しいボートレース場として知られています。晴れた日には、海に浮かぶ竪場島(通称:くじら島)や大槌島、そして「王子が岳」と呼ばれる景勝地を一望できます。

アクセスも便利で、高速道路の瀬戸中央道・児島インターチェンジから車で約5分。無料駐車場は2,500台分完備されており、レース開催日にはJR児島駅から無料シャトルバスも運行しています。
【ボートレース児島】
所在地:岡山県倉敷市児島元浜町6-3
TEL:086-472-5050
営業時間:9:45~最終(第12)レース終了後
営業日:本場レース開催日
入場料:大人(20歳以上):100円
駐車場:2,500台(無料)
現在進行中のリニューアル工事について

2024年から、老朽化したスタンドを刷新するリニューアル工事が進んでいます。その第一弾として、2025年12月にスタンド棟がオープンし、フードコートが新たに誕生しました。2026年5月現在、エントランス側のスタンド棟の解体工事が進んでおり、2027年度中にはイベントホールや広場、キッズパークなどを備えた多目的施設として全面リニューアルが完成する予定です。完成後の姿がいまから楽しみです。
新設フードコートの見どころを一挙紹介!

スタンド棟1階に2025年12月オープンしたフードコートには、倉敷・児島エリアを代表する人気店が集結しています。ここでしか味わえないメニューもあるので、ぜひ食事の時間も旅の楽しみに加えてみてください。

1. 美味しい洋食屋 いち

水島緑地福田公園の近くに本店を構える「美味しい洋食屋 いち」は、素材からこだわった手作り洋食が評判の人気店です。洋食とは、明治時代(19世紀後半)に西洋料理が日本に伝わり、日本人の好みに合わせてアレンジされた料理ジャンルで、ハンバーグや生姜焼き、チキン南蛮などが代表的なメニューです。お子さまランチもあるので、家族連れにも最適です。

営業時間:11:00〜14:30
お支払い:現金、クレジットカード、PayPay、auPAY、d払い
2. ラーメン せんや

地元・児島で長年愛されてきた老舗ラーメン店「ラーメン せんや」。ここでしか食べられないボートレース児島限定メニューとして、つけめん(麺をスープに浸して食べるスタイル)、親子丼(鶏肉と卵を甘辛いタレで煮た丼料理)、ガァ~コスペシャルなどが用意されています。たこ天とビールのセットなど、ちょっとしたおつまみメニューも充実しており、レース観戦のお供にぴったりです。

営業時間:10:30〜15:30
お支払い:現金、クレジットカード、WAON、PayPay、auPAY、楽天Pay、d払い
3. 倉敷うどん ぶっかけふるいち

「ぶっかけうどん」は、倉敷市民に長く親しまれてきたソウルフードです。讃岐うどん(隣の香川県発祥の有名うどん)とは異なり、甘辛いタレをうどんの上から直接かけていただく、倉敷独自のスタイルが特徴です。「ぶっかけふるいち」は倉敷市内の複数店舗に加え、岡山駅の新幹線ホームにも出店している有名店。倉敷に来たらぜひ一度は試してほしい一品です。

営業時間:10:00〜16:00
お支払い:現金、クレジット決済、交通系電子マネー、楽天Edy、iD、WAON、nanaco、PayPay、auPAY、楽天Pay、d払い
4. 倉敷児島塩結びカフェ

軽食やドリンクを気軽に楽しめるのが「倉敷児島塩結びカフェ」です。かつて倉敷市の児島地区は、江戸〜明治時代にかけて塩の生産で栄えた「塩の町」でした。その歴史を今に伝える「塩田王・野﨑家の塩」を使ったメニューが特徴で、塩サイダーやソルトショコラ(ソフトクリーム)といったユニークなスイーツが揃っています。また、地元・下津井地区の「名曲喫茶時の回廊」が監修したコーヒーなど、地域色豊かなドリンクも楽しめます。

営業時間:10:00〜16:00
お支払い:現金、クレジット決済、PayPay、auPAY、楽天Pay、d払い
家族連れにうれしい座敷席と屋内すべり台

フードコート内にはファミリー向けの座敷席(畳や床に直接座るスタイルの席)も設けられています。靴を脱いでリラックスして食事ができるので、小さなお子様連れにも安心です。席から水面を走るモーターボートを眺めながら、ゆったりとした食事時間を過ごせます。

また、ファミリー席のそばの階段には屋内すべり台が設置されており、天気を気にせず子どもたちが思いっきり遊べます。実際に訪れた際も、子どもたちが何度も繰り返し滑って楽しんでいました。
リニューアルされたスタンドでレース観戦を楽しもう

新しくなったスタンドにも上がってみました。冷暖房完備の快適な室内から水面を一望でき、迫力あるレースを間近で楽しむことができます。ボートレース初心者の方も、その臨場感にきっと引き込まれるはずです。
土日・祝日はファミリーイベントも開催

「ボートレース児島」では、土・日曜日や祝日を中心にファミリー向けのイベントも実施されています。取材時には、フードコートの外で「モルック・ボッチャ体験広場」が開かれていました。モルックとフィンランド発祥のアウトドアゲームボッチャはパラリンピックの正式種目にもなっているスポーツです。どちらもルールがシンプルで、年齢を問わず楽しめるため、子どもたちも夢中になって何度もチャレンジしていました。
まとめ:ボートレース児島は観光スポットとしても注目の穴場

以前は昭和レトロな雰囲気(昭和時代=1926〜1989年の日本らしい懐かしい空気感)が魅力として語られることの多かった「ボートレース児島」。今回ご紹介したフードコートをはじめ、時代のニーズに応えたリニューアルによって、幅広い世代が楽しめる施設へと進化しています。全面リニューアルの完成は2027年秋頃の予定とのことで、さらなる変貌がとても楽しみです。
来場の際には、ぜひ食事の写真をハッシュタグ「#児島ボートめし」をつけてSNSに投稿してみてください。施設側も投稿を歓迎しています。ボートレース観戦と地元グルメ、両方を楽しめる「ボートレース児島」にぜひ足を運んでみてください。