飛騨高山だけで帰るのはもったいない!名古屋から高山、下呂温泉を鉄道でめぐる2泊3日のモデルコースを紹介。高山の古い町並や朝市を楽しんだあとは、日本三名泉のひとつ・下呂温泉へ。観光と温泉をバランスよく楽しみたい人におすすめのルートです。
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目次
- 高山だけで帰るのは、もったいない
- 2泊3日の基本ルート
- 【1日目】名古屋から飛騨高山へ。古い町並と飛騨の食を楽しむ
- 【2日目】高山の朝市から下呂温泉へ
- 【3日目】朝風呂と温泉街を楽しんで名古屋へ
- 2泊3日なら「飛騨エリアフリーきっぷ」もチェック
- 高山+下呂温泉をおすすめする3つの理由
- 高山の次は、下呂温泉へ

高山だけで帰るのは、もったいない
岐阜県を代表する観光地のひとつ「飛騨高山」。江戸時代の面影を残す古い町並を歩き、飛騨牛や地酒を味わい、朝市を楽しむ——高山には1泊して楽しみたい魅力がたくさんあります。
もし2泊3日の時間があるなら、もう1泊を「下呂温泉」にしてみてはいかがでしょうか。
高山から下呂までは、JR高山本線の特急「ひだ」で約45分。名古屋、高山、下呂は同じ鉄道路線でつながっているため、
名古屋 → 高山 → 下呂温泉 → 名古屋
の順番で移動すれば、来た道を大きく戻ることなく周遊できます。
高山では歴史ある町並と飛騨の食文化を楽しみ、旅の後半は下呂温泉でゆっくり温泉へ。
「町歩き」と「温泉」を一度の旅行で楽しめる、2泊3日のモデルコースを紹介します。
2泊3日の基本ルート
| 日程 | 移動 | 主な楽しみ | 宿泊 |
| 1日目 | 名古屋→飛騨高山 | 古い町並、飛騨牛、地酒、町歩き | 高山 |
| 2日目 | 高山→下呂温泉 | 朝市、下呂温泉合掌村、温泉街でスイーツ、足湯、旅館でのんびり | 下呂温泉 |
| 3日目 | 下呂温泉→名古屋 | 朝風呂、温泉街、のんびりランチ | ― |
この旅のポイントは、予定を詰め込みすぎないこと。
高山にも下呂にも見どころはたくさんありますが、2泊3日なら「全部を見る」より、それぞれの町の空気を楽しむくらいがちょうどいいでしょう。
【1日目】名古屋から飛騨高山へ。古い町並と飛騨の食を楽しむ
午前|特急「ひだ」で名古屋~高山へ
旅のスタートは名古屋駅。
JR高山本線の特急「ひだ」に乗れば、高山まで乗り換えなしでアクセスできます。名古屋から高山までは約2時間30分。都市の風景から少しずつ山や川の景色へ変わっていく車窓も、この旅の楽しみのひとつです。
台湾から中部国際空港(セントレア)を利用する場合は、まず名鉄で名古屋へ向かうとわかりやすいでしょう。ミュースカイなら中部国際空港駅から名鉄名古屋駅まで最速約28分です。
午前中に名古屋を出発し、昼前後に高山へ到着すると、その日の午後を観光に使いやすくなります。
昼|飛騨牛と郷土料理を味わう
高山に着いたら、まずはランチ。
やはり一度は味わいたいのが飛騨牛です。ステーキや焼肉だけでなく、握り寿司や串焼きなど、町歩きの途中に少量ずつ楽しめる店もあります。
せっかく飛騨を旅するなら、朴葉味噌や漬物、山菜など、この土地ならではの料理にも注目してみてください。
「有名なものを食べる」だけではなく、その土地で長く食べられてきたものを知ると、旅の印象が変わります。
午後|江戸時代の面影を残す「古い町並」へ
食後は高山観光の中心、古い町並へ。
高山市の三町地区には、格子戸の町家や商家が並び、現在もショップ、カフェ、酒蔵などとして使われています。
高山陣屋、中橋、古い町並、宮川周辺など、主要な観光スポットは徒歩で回りやすい範囲に集まっています。高山陣屋は江戸時代の役所として使われた建物で、国の史跡にも指定されています。
効率よく歩くことより、気になる路地へ入ったり、古い建物を眺めたり、お店をのぞいたりする時間を残しておくのがおすすめ。
高山の魅力は「観光スポットの数」だけではありません。
木造の建物、川の流れ、酒蔵の杉玉、店先の暖簾。何気ない町の景色そのものが、旅の記憶になります。
夕方|酒蔵やカフェに立ち寄る
飛騨地方は日本酒造りも盛んな地域です。
飛騨地方は酒造りも盛んな地域。日本酒が好きな人なら、酒蔵や地酒を楽しめる店を訪ねるのもおすすめです。
甘いものが好きなら、古民家を利用したカフェで休憩するのもいいでしょう。
日帰り客が少なくなった夕方から夜は、昼間とは少し違う高山の表情が見えてきます。
この日は高山に宿泊。翌朝の朝市を楽しむためにも、少し早めに休んでおきましょう。
【2日目】高山の朝市から下呂温泉へ
朝|宮川朝市・陣屋前朝市へ
2日目は少し早起きして朝市へ。
高山には「宮川朝市」と「陣屋前朝市」という2つの代表的な朝市があります。
宮川朝市には、地元で採れた野菜や果物、漬物、民芸品、スイーツなどが並びます。JR高山駅から徒歩約10分で、古い町並にも隣接しています。
朝市の開催時間は季節によって変わるため、旅行前に公式サイトで最新情報を確認しておきましょう。
観光施設を見るのとは違い、朝市では地域の暮らしが少し見えるのが魅力です。
旬の果物を買ったり、味噌や漬物を見たり、朝の宮川沿いを散歩したり。
高山に1泊するからこそ楽しめる時間です。
午前〜昼|高山から下呂温泉へ
朝市を楽しんだらホテルをチェックアウトし、高山駅へ。
ここからJR高山本線を南へ進み、下呂駅へ向かいます。
この区間も特急「ひだ」を利用でき、高山から下呂までは1時間弱。移動そのものが大きな負担にならないため、高山と下呂温泉は組み合わせやすい旅先です。
列車の時刻は季節やダイヤ改正で変わるため、出発前にJR東海の最新時刻表を確認してください。
下呂駅に着いたら、まず宿泊先に荷物を預けて身軽になりましょう。
ここから旅の雰囲気が変わります。
歴史ある町を歩いた高山から、山と川に囲まれた温泉地へ。
午後|下呂温泉合掌村で飛騨の暮らしに触れる
午後に訪れたいのが「下呂温泉合掌村」。
白川郷などから移築した10棟の合掌造りの民家が並ぶ野外博物館で、国指定重要有形民俗文化財の「旧大戸家住宅」などを見ることができます。
陶芸や和紙を使った体験施設、足湯、食事処などもあり、飛騨地方の暮らしや文化に触れられる場所です。
白川郷へ行く旅行者にとっても、単なる「小さな白川郷」と考えるのではなく、建物の内部や昔の暮らしをじっくり見る場所として楽しむのがおすすめです。
四季によって景色が大きく変わるのも魅力。
春の桜、新緑、秋の紅葉、そして雪景色。
季節が違えば、同じ場所でもまったく違う表情を見せてくれます。
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下呂温泉合掌村 基本情報
営業時間:8:30〜17:00(最終入場16:30)
入場料:大人800円、小・中学生400円
見学時間の目安:約60分
休館日:年中無休 ※一部施設の臨時休業あり
※営業時間・料金などは変更される場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
夕方|下呂温泉街で足湯と散策
合掌村から戻ったら、いよいよ下呂温泉街へ。
下呂温泉は有馬温泉、草津温泉と並び「日本三名泉」のひとつとして知られる温泉地。飛騨川を中心に旅館やホテルが並び、温泉街には足湯、飲食店、土産店などが点在しています。
下呂のいいところは、温泉に入るだけでなく「温泉街を歩く」楽しみがあること。無料で利用できる足湯も複数あるため、歩き疲れたら足を温めながら休憩できます。
足湯で休憩したり、スイーツを食べたり、お土産を探したりしながら、チェックインまでの時間をゆっくり過ごしましょう。
夜|下呂温泉に泊まる
このモデルコースでぜひ体験してほしいのが、下呂温泉での宿泊です。
チェックインしたら浴衣に着替え、まずは温泉へ。
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夕食では飛騨牛をはじめ、地元の野菜、川魚、味噌など、宿ごとの料理を楽しめる場合があります。
食事のあとはもう一度温泉へ入ったり、夜の温泉街を散歩したり。
高山で町歩きを楽しんだ翌日に温泉宿を入れることで、2泊3日の旅にメリハリが生まれます。
冬に旅行する場合は、合掌村や温泉街で行われる季節イベントの情報も確認してみてください。開催期間が合えば、通常のモデルコースに夜のイベントを組み込むこともできます。
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【3日目】朝風呂と温泉街を楽しんで名古屋へ
朝|チェックアウト前にもう一度温泉へ
3日目は、予定を入れすぎないのがおすすめです。
目が覚めたら朝風呂へ。
朝の温泉は、前日の夜とはまた違う気持ちよさがあります。
朝食を食べたあとは、チェックアウトまで部屋でゆっくり過ごしましょう。
観光スポットを次々と巡るだけでなく、「温泉宿で何もしない時間」を楽しめるのも温泉旅行ならではです。
午前|温泉街を散策
チェックアウト後は、前日に気になった店へ戻ったり、お土産を買ったり、足湯に立ち寄ったりして過ごしましょう。
時間に余裕があれば、温泉を科学と文化の両面から紹介する「下呂発温泉博物館」を訪ねる方法もあります。温泉を科学と文化の両面から紹介する施設で、温泉街の散策と組み合わせやすい場所にあります。
あるいはカフェに入り、川や山を眺めながらのんびりするだけでも十分。
この「もう一度歩く時間」があると、下呂温泉が単なる宿泊場所ではなく、一つの旅先として記憶に残ります。
午後|特急「ひだ」で名古屋へ
ランチを楽しんだら下呂駅へ。
下呂から名古屋まではJR高山本線で約1時間30分。乗り換えなしで名古屋へ戻ることができます。
名古屋 → 高山 → 下呂温泉 → 名古屋
にすると、高山から名古屋へ一度戻る必要がありません。
移動時間を抑えながら、「歴史ある町」「食」「温泉」という違う魅力を2泊3日で楽しめるのが、このルートの大きなメリットです。
2泊3日なら「飛騨エリアフリーきっぷ」もチェック
名古屋から高山・下呂を鉄道で周遊するなら、JR東海の「飛騨エリアフリーきっぷ」も比較してみましょう。
このきっぷは、名古屋市内などから飛騨エリアへの往復と、飛騨金山〜飛騨古川間のJRフリー区間がセットになった商品です。
有効期間はちょうど3日間。2026年8月時点では名古屋市内発が12,370円で、バスコースまたは食事コースがあります。ただし、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始など利用できない期間があります。購入条件や料金は変更される可能性があるため、旅行前にJR東海公式サイトで確認してください。
高山+下呂温泉をおすすめする3つの理由
1.名古屋から鉄道で周遊しやすい
名古屋、高山、下呂はJR高山本線でつながっています。
そのため「名古屋→高山→下呂→名古屋」の順に移動すれば、大きな荷物を持って複雑な乗り換えを繰り返す必要がありません。
2.「町歩き」と「温泉」を一度に楽しめる
高山と下呂は比較的近い場所にありますが、旅の楽しみ方は大きく異なります。
高山は歩いて、見て、食べる町。
下呂は温泉に入り、ゆっくり過ごす町。
違うタイプの旅先を組み合わせることで、2泊3日でも満足感のある旅行になります。
3.下呂温泉は「一泊」すると楽しみ方が広がる
日帰りでも温泉は楽しめます。
でも、夕方から浴衣で歩く温泉街、旅館の夕食、夜と朝の温泉などは宿泊してこそ楽しめるもの。
高山旅行を計画していて、もう1泊できるなら、下呂温泉まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
高山の次は、下呂温泉へ
飛騨高山の古い町並を歩き、朝市で地域の暮らしに触れたあとは、特急「ひだ」で約45分の下呂温泉へ。
高山では歩いて、見て、食べる。
下呂では温泉に浸かり、ゆっくり過ごす。
2つの町を組み合わせることで、飛騨の歴史や食だけでなく、温泉文化まで楽しめる旅になります。
名古屋から2泊3日。
次の高山旅行では、もう1泊を下呂温泉で過ごしてみませんか。