岐阜県・下呂温泉で楽しめる秋の紅葉スポットをご紹介。温泉寺、下呂温泉合掌村、湯のまち雨情公園の徒歩圏3スポットに加え、少し足を延ばして訪れたい禅昌寺も紹介します。
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目次
- 【1】温泉寺|石段の先に広がる、下呂温泉を代表する紅葉
- 【2】下呂温泉合掌村|合掌造りと紅葉がつくる「日本の秋」
- 【3】湯のまち雨情公園|清流のせせらぎと楽しむ静かな紅葉散歩
- 【おすすめ】3つの紅葉スポットは歩いて巡ろう
- 【もう少し足を延ばして】禅昌寺|日本庭園を彩る深紅のモミジ
- 【下呂温泉の紅葉はいつ楽しめる?】
日本三名泉のひとつとして知られる、岐阜県の下呂温泉。
温泉のイメージが強い下呂ですが、秋になると温泉街を囲む山々や公園、寺院の木々が赤や黄色に色づき、町はいつもとは少し違った表情を見せます。
うれしいのは、下呂温泉の代表的な紅葉スポットの多くが、温泉街から歩いて巡れること。
今回は、下呂温泉に泊まったらぜひ訪れたい「歩いて楽しめる紅葉スポット3選」と、少し足を延ばして訪れたい禅寺「禅昌寺」をご紹介します。
温泉と一緒に、日本の美しい秋を楽しんでみませんか?
【1】温泉寺|石段の先に広がる、下呂温泉を代表する紅葉

まず訪れたいのが、下呂温泉街を見下ろす中根山の中腹に建つ「温泉寺(おんせんじ)」です。
温泉街から173段の石段を上って境内へ。
秋になると、モミジやカエデが赤や黄色に色づき、瓦屋根の本堂や渡り廊下と紅葉が重なる、風情ある景色を見ることができます。下呂市では例年11月中旬ごろの紅葉スポットとして紹介されています。
温泉寺は、下呂温泉の歴史とも深く結びついた寺院です。
そのため、ただ紅葉を見るだけではなく、「温泉の町・下呂」の文化や歴史にも触れられるのが魅力です。
さらに、例年紅葉の時期には夜間ライトアップも行われます。
暗闇の中に浮かび上がる真っ赤な紅葉は、昼とはまったく違う幻想的な雰囲気。温泉旅館で夕食を楽しんだあと、浴衣で夜の温泉街を散策しながら訪れるのもおすすめです。
アクセス:JR下呂駅から徒歩約15分
例年の見頃:11月上旬~中旬ごろ
【2】下呂温泉合掌村|合掌造りと紅葉がつくる「日本の秋」

日本らしい秋の風景を楽しみたいなら、「下呂温泉合掌村」へ。
下呂温泉合掌村は、白川郷などから移築した合掌造りの民家によって、かつての山村の暮らしを再現した施設です。
村内には10棟の合掌家屋があり、秋になるとカエデやケヤキが色づきます。合掌造りの茅葺き屋根と紅葉が重なる景色は、まさに日本の原風景です。
村内には、その名も「歳時記の森」という、桜や紅葉を楽しめる里山もあります。
昔ながらの建物を眺めながらゆっくり歩いたり、古民家でひと休みしたり。温泉街とは少し違った、静かな秋の時間を過ごせます。
JR下呂駅からは徒歩約20分。バスなら約6分なので、行きは歩いて紅葉散策を楽しみ、帰りはバスを利用するのもいいでしょう。
アクセス:JR下呂駅から徒歩約20分
例年の見頃:11月上旬~中旬ごろ
営業時間:8:30~17:00(最終入場16:30)
【3】湯のまち雨情公園|清流のせせらぎと楽しむ静かな紅葉散歩

にぎやかな観光スポットから少し離れて、のんびり秋を感じたい人には「湯のまち雨情(うじょう)公園」がおすすめです。
温泉街のほど近くにある公園で、中央には下呂の山から流れる清流・阿多野谷が流れています。
秋になると川沿いの木々が色づき、水の音を聞きながらゆっくり紅葉散策を楽しめます。下呂市では例年11月上旬ごろが紅葉の季節として紹介されています。

公園の名前は、昭和初期に下呂を訪れた歌謡詩人・野口雨情が作った「下呂小唄」に由来しています。
有名観光地を巡るだけではなく、少し静かな場所を歩いてみると、その土地の日常や自然をより近くに感じられるもの。
温泉街から気軽に行けるので、朝の散歩にもおすすめです。
アクセス:JR下呂駅から徒歩約15分
例年の見頃:11月上旬ごろ入園:自由
【おすすめ】3つの紅葉スポットは歩いて巡ろう
この3か所は、下呂温泉街を起点に歩いて楽しむことができます。
たとえば、
下呂温泉合掌村
↓
湯のまち雨情公園
↓
温泉街で食べ歩き・足湯
↓
温泉寺
↓
旅館で温泉
↓
夜の温泉寺ライトアップ
という過ごし方もおすすめです。
下呂温泉は、大きな観光地を次々と移動するというより、川や山を眺めながら歩き、途中で足湯に入り、おいしいものを食べながら楽しむのが似合う町。
秋は、そんな温泉街歩きが特に気持ちのいい季節です。
【もう少し足を延ばして】禅昌寺|日本庭園を彩る深紅のモミジ

時間に余裕があるなら、ぜひ訪れてほしいのが「禅昌寺(ぜんしょうじ)」です。
下呂温泉街から歩いて行ける場所ではありませんが、JR高山本線の禅昌寺駅からは徒歩約5分です。
平安時代の創建と伝えられる歴史ある禅寺で、本堂の裏には茶人・金森宗和が手がけた名勝庭園「萬歳洞(ばんざいどう)」があります。
庭園にはカエデやツツジが植えられ、秋には鮮やかに色づきます。下呂市も「火のように赤い紅葉の名所」と紹介する、美しい秋の景色です。
建物の縁側から庭園を眺めていると、温泉街とはまったく違う静かな時間が流れます。
日本文化に興味がある旅行者には、ぜひおすすめしたい場所です。
境内には雪舟筆と伝わる「八方にらみの達磨」や、樹齢1,000年を超える大杉などもあり、紅葉以外にも見どころがあります。

アクセス:JR高山本線「禅昌寺駅」から徒歩約5分
拝観時間:10~4月 9:00~16:00
拝観料:大人500円
※休業日や寺院行事などにより拝観できない場合があります。
禅昌寺インスタグラム:https://www.instagram.com/zenshoji.jiunin/
【下呂温泉の紅葉はいつ楽しめる?】
下呂温泉街周辺の紅葉は、例年11月上旬から中旬にかけて楽しめます。

ただし、紅葉の時期はその年の気温や天候によって変わります。
旅行前には最新の紅葉情報や、温泉寺のライトアップ開催情報などを確認してから訪れるのがおすすめです。
下呂温泉の秋の魅力は、紅葉を見るために遠くまで出かけなくても、温泉街を歩きながら自然に秋の景色に出会えること。
合掌造りと紅葉。
清流沿いの散歩道。
歴史ある寺院を彩る真っ赤なモミジ。
そして歩いたあとは、温泉へ。
少し肌寒くなり始める秋だからこそ、紅葉と温泉の組み合わせがいっそう心地よく感じられます。
秋の日本を旅するなら、ぜひ下呂温泉で、ゆっくりと流れる時間と美しい紅葉を楽しんでみてください。
